「by」と「until」の違い
2024.06.27
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今回紹介するのは前置詞、ByとUntilの違いです。
「by」と「until」は、どちらも「~まで」という意味がありますが、これらを使い間違えると、意味が大きく変わってしまいます。
「by」と「until」の違い
まずは、下の例文を見比べて見ましょう。
(私は3時までにオフィスにいなくてはいけない)
→3時までに行かないといけない例:I have to be at the office until 3.
(私は3時までオフィスにいなくてはいけない)
→3時まで居続けなくてはいけない
✔by「〜までに」とその時点までに行われるという動作の期限
(明日までにこの論文を終わらせないと、先生に怒られる)
例:I think I can make it to the airport by 7:30.
(7時半までには空港に着けると思う)
until
「〜までずっと」というある時間まで動作の継続
(9月まで沖縄に滞在する)
例:I will be able to work for the company until next summer.
(次の夏まではこの会社で働ける)
「by」と「until」の後が文章の場合
「by」や「until」の後ろに、時間や季節などの名詞ではなく、「~するまで/までに」などの文章を置いた場合の例を見てみましょう。「by」の時は少し注意が必要です。
by
=前置詞→後ろに直接文章を置けないので以下の形をとる
by the time〜= by(前置詞)+the time(名詞)+the time を修飾する文
(君が家に帰ってくる頃までには、寝ちゃってると思うよ)
例:We should have new engineers hired by the time the company opens new branches.
(会社が新しい支店をオープンするまでに、新しいエンジニアを雇わないといけない)
until
=前置詞/接続詞→後ろに名詞も文章も置ける
(最後のお客さんが帰るまでは、お店にいないといけない)
例:Until he was 75, my dad had never been abroad.
(75歳になるまで、父は海外に行ったことがなかった)
否定文の時
「by」や「until」を否定文で使う場合、意味が少しややこしくなるので注意が必要です。
by
その時間までに、行動が起こることを否定
=その時間以降に行動が起きる
(TV番組が5時に始まるけど、彼はそれまでには帰宅しない)
=He’s going to get home after 5 after the TV show has already started.
(彼は5時以降、TV番組が始まった後に帰宅する)
until
その時間まで、行動が起きていない状態が継続する
=その時間ちょうどに行動が起きる
(彼は5時まで帰宅しない)
=He’s going to get home at 5.
(彼は5時に帰宅する)
いかがでしょうか?なんとなく使い方の違いを掴めてきましたか??
例文を声に出して何度か音読してみてくださいね🤗