映画で英会話!『ノマドランド』
2024.07.23
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『ノマドランド/Nomadland』(2020)
監督:クロエ・ジャオ /Chloé Zhao
本日ご紹介するのは、『ノマドランド』。「ノマド」は遊牧民の意味ですが、本作品はキャンピングカーやバンなどで車上生活をしながら、アメリカ各地を転々とし季節労働者として働く人たちの物語です。主人公を演じるのは過去2度のアカデミー賞受賞歴を持つフランシス・マクドーマン、そして主人公と親しくなる男性にデヴィッド・ストラザーンを配していますが、この2人以外は、なんと実際にノマド生活を送っている人たちが演じています。プロの俳優2人も、完全に車上生活者として彼らの中に溶け込んでおり、その圧倒的なリアリティが作品に大きな説得力を与えています。
ノマド生活をするボブが、色んな人との出会いについて語った台詞から。
I don’t ever say a final goodbye. I always just say “I’ll see you down the road”. And I do.
(本当のさよならを言うことはない。いつも「またそのうちどこかで」って言うだけ。で、本当にその通りになるんだ)
✔down the road
(この道の先に、いつか、そのうちに、将来)
「道の先に、向こうに」という直接的な意味の他に、未来を指す表現として使えます。「未来へと向かう道の先に」というイメージです。台詞は、車で旅をする人にかけている言葉なので、まさにぴったりの素敵な表現ですね!
(オフィスからほんの数百メートル行ったところにimaxシアターがある)例:Hopefully, somewhere down the road we will understand each other.
(いつかお互いを理解できるようになるといいね)例:I think that would be beneficial for the company down the road.
(それは将来的に会社に利益をもたらすことになると思う)