Learn English From Movie Quotes

『暴力脱獄/Cool Hand Luke』(1967)
監督:スチュアート・ローゼンバーグ/Stuart Rosenberg

 

本日は少し古い映画からご紹介したいと思います。刑務所が舞台のこの映画。主人公ルークは戦争を経験した後、社会のシステムに馴染めず、つまらない罪で捕まってしまいました。『暴力脱獄』っていう、グロいB級映画のような謎の邦題がつけられていますが…、実際は素晴らしい社会は作品になっております。原題は『Cool Hand Luke』で、Cool Handというのはポーカーなどのゲームの「最高の手」を意味し、ポーカーなどで飄々と掛け金を積んでいくルークに、囚人達がつけたあだ名です。

台詞は、脱走を繰り返すルークに看守言い放った一言。

 

What we’ve got here is failure to communicate.
(ここにいるのは話の通じない奴だ)

 

 

what we/I have got here
ここにあるのは
上の台詞の文では、「what we’ve got here」までが関係代名詞what を使用した名詞句として主語になっています。what we/I have got hereは今、自分が手にしているもの、その場にあるものを誰かに見せたり、紹介したりする時などによく使います。

例:Look what I’ve got here!
(ねえ、みてみて!)

また、getという単語は文脈によって様々な意味になるので注意しましょう。

例:I just got here.
(今着いたとこ)

failure to~
(~するのが)できないこと、(~するのを)怠ること
台詞はルークの事を指していますが、直訳すると「ここにあるのはコミュニケーションの失敗だ」といった感じで、とても面白い表現になっています。

例:Her failure to understand the situation is a problem for her co-workers.
(彼女の状況把握能力の低さは同僚たちの悩みの種だ)

人を主語にするときは、以下のように使います。

例:I was a failure in business.
(実業家としては自分は失敗した)

 

 

Ayami

新宿校

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