Learning English From Movie Quotes

『2001年宇宙の旅/2001 A Space Odyssey』(1968)
監督:スタンリー・キューブリック/Stanley Kubric

本日は、巨匠スタンリー・キューブリックの作品からご紹介します!
はい、『2001年宇宙の旅』です!徹底的な科学考証と圧倒的な映像美で、人類の進化を描いたSF映画の金字塔。初めて見た時の感想は「わけわからないけど、すげー!」でした。1968年、CG技術がほぼない時代、まだ人類が月へ降り立つ前の時代に撮られた作品とは到底思えません。これを劇場で目撃した当時の人たちが羨ましいです。400万年前、類人猿が知恵を手に入れて人類への進化の一歩を踏み出すところから物語りは始まります。その後、宇宙開発を行うまでに発展した人類は木星への有人探査を行いますが、途中でAI (HAL9000) の反乱に遭います。乗組員とHALの緊迫した戦いが繰り広げられ、そして物語りは更に宇宙の奥深く、未知の領域へと進んでいきます。HAL、めちゃくちゃ怖いです。
台詞は、そんなHALが船外で作業している主人公の指示を断り、放った一言。

 

This mission is too important for me to allow you to jeopardize it.
(この任務は私にとって非常に重要なので、あなたに邪魔させるわけにはいきません)

 

too+形容詞or副詞~+(for A)+to+動詞の原形…
(Aにとっては)~すぎて…できない、…するには~すぎる
例:He speaks too fast for me to understand.
(彼は喋るのが早すぎて、私には理解できない)
例:Is it too late to go back to college at 40?
(40歳って大学に通いなおすには遅すぎるかな?)

Allow A to+動詞の原形~
Aに~させる(許可する)
Let A to~よりも少し硬くてフォーマルな表現。allow you to jeopardize(危険に晒す)it(=mission)を直訳すると、「あなたがこの任務を危険に晒す事を許可する」となります。
例:My dad won’t allow me to date until I graduate high school.
(高校を卒業するまでは、父からデートの許可がおりない)
またAを主語にして、受動態の形でもよく使われます
例:You are not allowed to smoke here.
(ここは禁煙です)

Ayami
新宿校

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